MAXIMUM GROOVE価格: 3,059円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 98年4月に発売されたラテンビートの第9弾シングル<2>。第49回(98年)NHK紅白歌合戦でも歌った10作目<12>。ミディアムテンポの第11弾<11>。これらをはじめ、ロックギターを全面にフィーチャーしたナンバーから、ハデハデのユーロビート、しっとり歌うバラードまで、多彩なラインナップが収められたサードアルバムだ。 R&Bベースのダンスポップに移行しつつあったMAXだけに、ラスト2曲のユーロビートチューンが新鮮に聴こえるかも。ファーストアルバムやセカンドに比べて、コーラスワークの完成度が格段にアップしている。(速藤年正) このアルバムは、個人的にも想い出のある1枚です! |
MAXIMUM II価格: 3,059円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 MAXの2ndアルバムは前作よりも大人なナンバーが多くなった。 冒頭<1>は一気にテンションを上げてくれるMAXらしいナンバー。 そしてシングル<2>、バラードか?と思わす前奏からアッパーな曲に変わる<3>、ファンの間で人気の<4>、 少し大人な<5>、踊れるR&Bに仕上がった<6>、MAXらしい<7>や<9><10><11>、 柔らかな表情を見せる<8>、そして唄えることへの喜びを唄った<12>とバラエティーに富んだアルバムとなっている。 またボーナストラックの<13>はオリジナルの<2>よりもシャープでブラック。 捨て曲無しの63分。MAX=B級のイメージを |
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転がる香港に苔は生えない (文春文庫)価格: 1,040円 レビュー評価:5.0 レビュー数:8 香港返還という歴史的一大事のとき、わたしは小学生だった。
当然香港がどのような境遇におかれていたかを知る由もなく
返還されてよかったね、ぐらいなすっとぼけた感想しか持たなかった。
そして香港に興味を持つことなく22歳になったわたしは
あっという間に苔を生やしていた。
香港の人々は、強くてたくましい。
それは過去への執着が未来への適応能力を鈍化させるという
考えがあってこそで、その考えが香港を育ててきたし
その姿勢に見習わなくてはならない部分も多いにあると思う。
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愚か者、中国をゆく (光文社新書)価格: 924円 レビュー評価:4.5 レビュー数:10 著者の星野氏は1966年生れで、評者より数年年上である。
旧社会主義国が開かれ始めた時期に青春を過ごし、変わりゆく世界を見られた幸運な世代だと思う。
星野氏の他の作品が人民を観察し考察した、いわば中国観察記なのに対し、本書は旅する自分自身を描いた旅行記である。
ただし、観察の鋭さや洞察の深さは普通ではない。
数年違いで中国を旅行した評者が読むと、自分は何を見てたのかと思うと同時に、言葉に成らなかった漠とした思いが形に成ってて読んでいて気持ち良い。
当時の中国の旅行は過酷だった。旅行者が接する駅 |
迷子の自由価格: 1,995円 レビュー評価:5.0 レビュー数:6 書いていることは地味に感じるかもしれません。批評めいた内容はなく、自己主張がほとんど
感じられないので、地味な印象かもしれません。しかし、エッセイを書くこと自体が、自己の
視点の表現であるので、自己主張なのです。
ということで、何を表現しているかというと、生活への愛着と、他人への愛情ですね。
武蔵野での生活に対しても、重慶、インドに住んでいる人々にも愛情がわいてきます。
ということで、とてもとてもいい本です。
風景を美しく切り取ったや、現実の本質を突きつけるような写真(手抜きなしです)と
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