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紙屋悦子の青春 [DVD]価格: 3,990円 レビュー評価:4.5 レビュー数:12 自身のライフワークとなった「戦争への静かな抵抗」を描く、黒木和男監督の遺作。昭和20年、春の鹿児島。戦時下にありながら平穏な生活を送る悦子だが、想いを寄せる明石少尉から結婚相手として同僚の永与を紹介される。出撃を控えた明石は、永与に彼女を託そうとしたのだ。戦争がなければ結ばれたであろう悦子と明石。明石の思いを知って、それを受け入れようとする悦子と永与。それぞれの痛々しいまでの決意がじんわりと胸を打つ。 悦子と兄夫婦の食事風景など、多くの場面がワンカットで撮影され、まるで舞台を観ているようだが、俳優たちの自然な演技に引き込まれる。本来なら大げさに表現されるべき感情も、それぞれ |
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群青の夜の羽毛布 [VHS]価格: 16,800円 レビュー評価:3.0 レビュー数:1 アダルトチルドレンなんでしょうね、この映画の主人公。長女・母親・次女と長女の恋人っていう4人で構成されているけれど、みんなそれぞれ欠落してる部分があって、それを埋めようと努力しているようで、またそこから逃げようともしている。結局それをお互いに超えていけたのかわからいけど、一見幸せそうにすべてがうまくいっている人でも、深い闇はあるってっことかな。 |
はじめての麦わら帽子価格: 1,365円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 著者は女優、司会者として見ることが多く、また本好きでエッセイも出していることは知っていた(絵本の翻訳については知らなかった)のだが、著書を読むのは今回初めて。生まれた娘にとっての「はじめて」は、そのまま自分の人生にとっても「はじめて」のものが多かった、ということを中心に書かれた、子育てやその合間に読んだり見たりした本や映画についてのエッセイで、著者の「ほんわか」した雰囲気が感じられる1冊。
妊娠中のあれこれ(食べ物の嗜好が変わるのは聞いたことがあるが、妊婦さんの中には食べ物じゃないものを欲する場合もあるという話にビックリ)、産院を何度か変えたこと、出産当日の話、神 |
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ほんじょの虫干。 (新潮文庫)価格: 500円 レビュー評価:4.0 レビュー数:7 個人的な意見ですいませんが、僕は本上まなみさんのファンです。
そして僕はこの本で、ほんじょさんのファンにもなりました。
ずばりイイです、この本!
本の内容は、王道の「エッセイ」という感じですが、本上まなみさんの持つ「妙な知的な部分」も感じたりもします。
比喩表現なんかも独特でなんかホンワカします。
あと、他の方も書いていますが中島らもさんの解説が今となっては、とても貴重に感じます。 |
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